M1: Gouttes de Pluie ft. Sawako


brillia - Gouttes de Pluie ft. Sawako (Audio)

 

 

Gouttes de Pluie ft. Sawako (Lyrics by brillia, Philippe)

 

Le ciel devient noire

Dense et profonde noire

Je sens la même odeur qu’avant

 

Ça me rappelle le nos soirs

Je ressens le même sentiment qu’avant

 

Je n’ai pas de parapluie

La froideur n’a pas d’importance même si elle me frappe fort

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Elles reflètent notre passé

Il y a peu de douceur et d’amertume dans chacune d’elles

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Nuages dans la ciel

Dis-moi ce qui est réel

Nous ne pouvons pas voirs les étoiles, chéri

Nuages dans la ciel

Dis-moi ce qui est réel

Que verrons-nous après la pluie

 

Ça me rappelle le nos soirs

Je ressens le même sentiment qu’avant

 

Je n’ai pas de parapluie

La froideur n’a pas d’importance même si elle me frappe fort

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Elles reflètent notre passé

Il y a peu de douceur et d’amertume dans chacune d’elles

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Je n’ai pas de parapluie

La froideur n’a pas d’importance même si elle me frappe fort

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

どうしてフランス語?

 

まずフランス語曲を打診した時に受けてくれたさわこと、作詞を添削してくれた中田教授(Philippe)に感謝ですね。僕は先にトラックを作ってメロディーを乗せ、その後に詞をつけることが殆どなんですが、この曲もそうでした。

 

"フランス語曲を作ろう”と思って始めたわけではなく、発音の輪郭がくっきりしているさわこのヴォーカルに合うようなトラックをとりあえず作成していた段階でなんとなく間奏に月の光(ドビュッシー)の冒頭のあの数小節をアクセント的に入れてみたらけっこういい感じだったんですね。このあたりでピンときたんですよ。

 

ドビュッシーがフランスの作曲家であること、さわこがフランス語で歌えそうなこと(仏検3級は持っていたし彼女が話せるドイツ語の発音に仏語のそれが若干近い、rとかね)、かくいう僕もフランス語を習っていたこと(とはいっても僕が持ってるのは5級、いや5級て、、)、この3つが揃った段階でもう仏語曲にすることを決めました。

 

タイトルを先にGouttes de Pluieに決定し(Clair de Luneに寄せてる)、どうやって韻を踏もうかと悩んだりしながらとりあえず完成させました。もちろん文法的に間違っているところ、反対に表現が固すぎるところがあるだろうなと思っていたので上述のPhilippeに添削をお願いしました。フランス語詞で歌ってほしいとさわこにお願いした時は

 

せめてドイツ語にしてくれへん?(殺気)

 

と冗談交じりに返されましたが結局は快諾してくれました。その後数回にわたりPhilippeと歌詞について打ち合わせをし、完成後にはありがたいことに歌詞の録音を送っていただきました。そんなこんなでなんとかレコーディングにこぎつけ、さわこと試行錯誤しながら録り終えました。

 

どうして1曲目にもってきた?

3つ理由があるんですがまずはフランス語曲が1曲目に収録されてるアルバムってあんまりないからですね(ぱっと思い浮かぶのはMondo GrossoのBorn Freeとかぐらい - Jour et nuit が1曲目)。僕みたいなビギナーが作品を配信する際に周りと同じことやってても面白くないし埋もれるので。次に、Rural Aestheticsは日本語曲と英語曲が同じぐらい入ってるんですが、1曲目をどちらかにしてしまうとアルバムの印象がそのどちらかに傾いてしまいそうだったからです。第2外国語の曲を最初に持ってくることでアルバムの言語イメージを薄めておきたかったんです。最後に3点目ですが、なんとなく♭多めのキーの曲を最初にしたい気分だったからです笑(Gouttes de PluieはD♭メジャーキー)。

 

ちなみに歌詞は、降りしきる黒い雨に昔の恋愛を思い出しながらも前に進もうとする女性を描いています。さわこの凛とした性格に重ねて書きました。少し逸れますが日英以外の言語で歌詞を書くことにはこれからも挑戦し続けたいです。それこそドイツ語とか、リトアニア語とか。その土地の音楽性も取り入れたりできたらなお楽しいかと思います。わくわくですね。

 

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