M5: Dreamin' ft. Riko

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Dreamin' ft. Riko (Lyrics by brilia)

 

When the sky is full of tears

He's makin' new beauty

When the sea gets stormy

She's tellin' past story for you

 

Baby I'm dreamin'

Four nights and three mornings

I know I'm dreamin'

Knowledge's everlasting

Well I'm just dreamin'

Wisdom can make you live with ease

Nothing feels better than now

 

Baby I'm dreamin'

Dream's the real and vice versa

I know I'm dreamin'

Everything's what we made for us

'Cause I've been flyin'

Truth's outside the box

Nothing feels better than now

 

Am I too cling to my heart?

Am I seekin' for a lot?

Am I right to do the things?

No answer, but they come to my mind

 

Go back and take a look at the time I spent

All decisions come and kill my brain

All we can do is to accept your life

 

Baby I'm dreamin'

Four nights and three mornings

I know I'm dreamin'

Knowledge's everlasting

Well I'm just dreamin'

Wisdom can make you live with ease

Nothing feels better than now

 

Baby I'm dreamin'

Dream's the real and vice versa

I know I'm dreamin'

Everything's what we made for us

'Cause I've been flyin'

Truth's outside the box

Nothing feels better than now

 

One day I was flyin' around

Woke up and I hit the ground

Real and dream surround myself but they're the same, for sure

 

Go back and take a look at the time I spent

All decisions come and kill my brain

All we can do is to accept your life

 

Baby I'm dreamin'

Four nights and three mornings

I know I'm dreamin'

Knowledge's everlasting

Well I'm just dreamin'

Wisdom can make you live with ease

Nothing feels better than now

 

Baby I'm dreamin'

Dream's the real and vice versa

I know I'm dreamin'

Everything's what we made for us

'Cause I've been flyin'

Truth's outside the box

Nothing feels better than now

Baby this is the way you shine

 

When the sky is full of tears

He's makin' new beauty

When the sea gets stormy

She's tellin' past story for you

 

Go back and take a look at the time I spent

All decisions come and kill my brain

All we can do is to accept your life

 

Baby I'm dreamin'

Four nights and three mornings

I know I'm dreamin'

Knowledge's everlasting

Well I'm just dreamin'

Wisdom can make you live with ease

Nothing feels better than now

 

Baby I'm dreamin'

Dream's the real and vice versa

I know I'm dreamin'

Everything's what we made for us

'Cause I've been flyin'

Truth's outside the box

Nothing feels better than now

 

Baby I'm dreamin'

I know I'm dreamin'

Well I'm just dreamin'

Nothing feels better than now

Baby I'm dreamin'

 

荘子の思想を歌詞に反映してみた

 

中国の哲学者、荘子の思想を表す言葉の中に逍遥遊というものがあります。囚われのない場所に悠々と心を遊ばせること、のような意味らしいです。アルバムタイトルどおり今作は田舎の美しさを一貫したテーマに据えてるんですが、田舎って逍遥遊に適した環境なんじゃないかなあと思ったのがこの曲を書いたきっかけです。一言一句説明するのもあれなんで二箇所ほどピックアップして話しますね。

 

”Go back and take a look at the time I spent

All decisions come and kill my brain

All we can do is to accept your life”

 

ここは、”凡人である自分をあるがままに受け容れよう”というようなことです。過去のことをいろいろ思い出して胸が締めつけられたりするけどもう割り切っていこうぜ、っていう。誰しも黒歴史がありますよね。時々思い返すとキツイ感じの。忘れるのはどうやったって無理なので丸ごと受け容れたいもんです。僕が昔完璧主義者だったこともこの思想のある種諦観めいた部分に対する共感に拍車をかけた感があります。

 

"One day I was flyin' around

Woke up and I hit the ground

Real and dream surround myself but they're the same, for sure"

 

ここは彼の有名な説話、胡蝶の夢を表現してます。ある日蝶になって空を飛び回っていたところ目覚め、あれが夢だったのかそれとも今が蝶見る夢なのか迷い耽るけれども、どちらも真であろう、ということです。万物斉同ぽいですね。around, ground, surroundで頑張って韻を踏んだので褒めてください()。

 

ラテンハウス

 

ですが音はラテンハウスを目指しました。単純にRikoのヴォーカルに合うなと思ったのと荘子×ラテンが面白そうだなというのでやってみました。とえいあえずラテンハウスの一例上げておきますね!

 

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こういったラテンハウス独特のグルーヴをつくるのがまあ難しかったです。パーカッションのアレンジにはめちゃめちゃ時間をかけましたしいろんな曲を聴きました。しかし今でもここをこうしとけば、、とか思いますよね。楽曲制作ってその繰り返しなんだろうけど。ただもっとコーラスを重ねておくべきだったっていうのは絶対に言えますね笑。Rikoでもう一曲ラテンハウス書きたいくらいです。いやほんとにやりたい!

 

 

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M4: Twilight ft. Sara


brillia - Twilight ft. Sara (Audio)

 

 

Twilight ft. Sara (Lyrics by brillia)

 

虹のその麓へと僕は駆けてく

息を切らして揺れる髪は無造作に

追いかけた答えは手のひらを

すり抜けて情緒を果たせない

 

足が竦むより先に僕は耳を澄まし

何も知らない振りで風に吹かれた

染め上げる時間が胸を焦がす

あの頃の未来が懐かしい

 

オレンジと青が深く混ざる17:30に

歩けば今日の自分と重ねたりした

 

手は悴んでずっとポケットに

入ったままいつの日か

その心地よさ 温もりに慣れたことで

その他を拒んだ

 

いつものように急ぐ帰り道

猫背をやめて歩く

肌と瞳が気付いた俯くままじゃ

見えない宵の陽

 

橋を渡る途中で視線落とせば

名もない可憐な花に心奪われ

生活を制したカードでも

思い出までは紐づけられないや

 

皺は月日重ねるごとに増えてって

見渡せる世界はだんだん小さくなってって

そんな日も心に触れるような

景色が褪せたりしないように

 

すべて諦めたくなる不安定前夜

傷口に処方するいつものバラード

 

誰かに今は認められたくて

想いを均しはじめ

不器用な仕草でただ躱そうとする

自分が許せずに

まだ奥底に潜む僕の音が

居場所を探し惑う

いつか消えそうな光が欲しがる闇は

恥ずべき場所じゃない

 

馴染みない匂いや小説が色を加える

新しい街や音楽が涙を誘う

この夕日を合図に

 

手は悴んでずっとポケットに

入ったままいつの日か

その心地よさ 温もりに慣れたことで

その他を拒んだ

 

いつものように急ぐ帰り道

猫背をやめて歩く

肌と瞳が気付いた俯くままじゃ

見えない宵の陽

 

好みに合わせて取捨選択できる時代

今は情報社会なので好きなものを選んで生活できます。Amazonでレビュー読んで注文すれば数日以内に届くし、YouTubeでは自分の好みに基づいて検索してぱぱっと視聴。なんならおすすめも表示してくれる。一見、好きなものまで最短距離で辿り着けるのでいいかと思いきや、実は寄り道にある者こそが至高の一品だったりしますよね。この曲はその例として、普段見ないような景色を目にしてその美しさを認識できたときを描いています。

 

人は30代半ばで新しい音楽を聴くのをやめる、とどこかで見た気がします。そうするとやっぱり感覚が限定されて視野狭窄に陥るじゃないかって思っちゃいます。平たく言うと自分の認めるもの以外みんな否定するような頑固オヤジですね。だから僕は特に文化的に新しいものはこれからも継続的に身体に入れていきたいなーなんてぼんやり考えてます笑。僕の好きな大沢伸一さんが以前、日常にイレギュラーを取り入れることに挑戦している、と話されていました。別に文化的なものに関わらず、いつもと違う道を通って帰ったり、とかそういうの含め。彼の変化し続けるスタイルを支えているのはそういった部分なのかも。。少し逸れますが国が研究に投じる資金とかもなんとか自由な発想を消さないように、回り道を与えるぐらいにできたらいいですよね。

 

J-popと向き合えた?

最近は洋楽を聴く回数が邦楽を上回ったぐらいなんですがやっぱりJ-popっていうのは幼いころから最も耳にしてきたジャンルであり、そこをすっとばして背伸びというのはできなかったですね。なので日本人がとっても聴き馴染みのある王道進行をあえて用いて作りました。メロディーの譜割とかは最近のトレンドもほんの少し意識してますが自分が聴いてきたようなJ-popを作ろうという根本はずっと揺るがさず制作してました。また、ヴォーカルのSaraの声が綺麗で切ないこともJ-popを書こうと決めた理由でした。切なさでいうとポイントでセカンダリドミナント入れたりとかもですねー。

 

もう1点、J-popの特徴かなーと思うのは雰囲気を変えるための転調がよく用いられるところです。サビで3度変わったり、大サビで半音ないし全音で上がったり。TwilightはサビでEメジャーからGメジャーに、あとブリッジでは若干トリッキーですが半音ずつ上に転調させています。そんなこんなで完成したTwilightですが反省点としては、ヴォーカルをもっと前に出せたらというとこ。あと、社会人になったらいろんなシンセ買って勉強したいですねー。

 

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M3: Heavenly Cry ft. カホ


brillia - Heavenly Cry ft. カホ (Audio)

 

 

Heavenly Cry ft. カホ (Lyrics by brillia)

音が消えて澄んだ空

月が少し差し込んだ

小さなその息遣いの最中に

とめどなく揺れだした鼓動と

 

思いのままに告げた夜

あの言葉は嘘じゃないよ

もう二度と会えぬような気がしていたんだ

 

瞳からこの刹那

溢れてく不意の涙を愛と呼べるのなら

雨上がり見上げれば

鮮やかに架かった虹にも手が届くだろう

 

いつのまにか季節はもう

次の空を見つけてた

優しすぎた眼差しが帯びていた

憂いの訳も知らないままで

 

どこまででも麗しくて

透き通った君を見ていた

これからも隠せない記憶のどこかで

 

報われない感情を

分かってもまたひとつ君の美しい顔を知る

あどけない表情の

その奥に秘めゆく想いは知りえない場所

 

ときめきと予感がいくつ流れても

叶わない夢へと歩いていた

 

瞳からこの刹那

溢れてく不意の涙を愛と呼べるのなら

雨上がり見上げれば

鮮やかに架かった虹にも手が届くだろう

 

アルバムの中で最も歌詞にこだわった

 

前述のように歌詞は後からつけることが多く、今回のアルバムもトラックだけできていて歌詞のない曲が並ぶ中でHeavenly Cryは一番最初に歌詞ができました(日本語詞だからってのもあるけど)。ここでは言葉選びの中で特にこだわった部分を3つ記しておきます。1点目は美しい日本語で丁寧に綴るということ。繊細な感情の描写に必要だと思ったのでまずはこの部分を大切にしました。美しいの定義ってなんやねんって話ですが僕の感覚ベースでそう捉えた言葉を選びました。例を挙げると、"刹那", "麗しい", "秘めゆく"などですね。うまくは言えないんですがしなやかな印象を与えてくれそうなフレーズたち。

 

2点目は言葉の切れ目の前後で母音を合わせること。1(&大)サビだけですけど、独特の雰囲気出ますよね。"刹那"-"溢れてく"(A)、"溢れてく"-"不意"(U)、"雨上がり"-"見上げれば"(I)、"見上げれば"-"鮮やかに"(A)、この4つです。3点目は、これは言及しようか迷ったんですけどこれは別に男女間の恋愛に限定した歌ではないということです。だから特定の性を表す一人称は入れてないですし、重要な部分の比喩にを用いています。

 

和音にもこだわった

 

僕は別に音楽理論に明るいわけではないんですけど、この曲ではやはり叶わぬ恋をめぐる繊細な感情を表現するために普段あまり使わない和音を使ってたりします。個人的に好きなのはBメロの"あの言葉は"/"透き通った"に入るところとか。ブリッジは半音ずつ下がったり(これはわりと使うかも)。あとは転調前のB♭のとこには♭9thのC♭を足してます。ルートとぶつかるんですけど、これ実は転調後のメロの最初と同じ音、B(C♭)なんですよね。もしかしたらこの曲で一番のこだわりポイントかもです。そして最後の音ですね。現実世界に引き戻されるイメージで、調にない音を選びました。

 

ヴォーカルのカホの声は、高音のロングトーン弦楽器みたいに伸びやかでまっすぐ心に入ってきます。まだ大学1回生なのでこれからもっと上手くなると思うと末恐ろしいですね。あと、ストリングスやコーラス多めのアレンジにしたんですがミックスが難しかったです。。要勉強ですね。事前に聴いていただいた作曲家の方にはセクションごとの変化がもっとあっていいと仰っていただいたので次回以降留意していきたいです。

 

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M2: Slight Fever ft. 葉

 


brillia - Slight Fever ft. 葉 (Audio)

 

 

Slight Fever ft. 葉 (Lyrics by brillia)

わかってる

裸の心など拙いから着慣れた服を選ぼう

懐いてた

いくつかの迷いは朝焼けへと消えていった それだけでいい

君にさえ

出会わなければもう気づかれぬよう隠したままでいたんだろう

一人きり

叶わない願いが夢を誘い胸に踊る 眠れぬ because of this fever

 

今はそんなタイミングじゃない

見て見ぬ振りしてたら

夏がそっと過ぎるように

すべて忘れてしまえる

Love's always a leaver

 

All I said is true

Baby ぎこちなく伝うメッセージ

And I feel so blue

Tell me reason why it won't pass by

 

わかってる

裸の心など拙いから着慣れた服を選ぼう

懐いてた

いくつかの迷いは朝焼けへと消えていった それだけでいい

君にさえ

出会わなければもう気づかれぬよう隠したままでいたんだろう

一人きり

叶わない願いが夢を誘い胸に踊る 眠れぬ because of this fever

 

自分のことも愛せないままで 誰かのことを mmh...

 

わかってる

裸の心など拙いから着慣れた服を選ぼう

懐いてた

いくつかの迷いは朝焼けへと消えていった それだけでいい

君にさえ

出会わなければもう気づかれぬよう隠したままでいたんだろう

一人きり

叶わない願いが夢を誘い胸に踊る 眠れぬ because of this fever

 

トロピカルハウス

 

今回のアルバムは珍しくタイトルから作った曲が殆どなんですがSlight Feverもそうです。このタイトルから連想した情景が南国っぽかったのと、軽快なリズム感が支える彼女の歌い方を生かせる曲を書こうと考えていたことからこういうトラックになりました。トロピカルハウスはポストEDMで南国風味、チルめのダンスミュージックだと僕は捉えています。KygoのFirestoneとか大好きです。。

 

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メロディーはけっこう譜割りを詰め込んでるのでBPMが遅めです。韻もところどころ踏んでますね、feverとleaverとか、trueとblueとか。ちなみにtell meはbabyに寄せて歌ってとお願いしました笑。そしてサビは結構難しいのでぜひ歌ってみてください。彼女の歌唱力の高さが窺えると思います。トラックを作るのは楽しかったですが、ドロップをどうしようかとかサイドチェインの掛け具合はどのくらいが合うのかとか、トロピカルハウスを作るのは初めてだったのでそれなりの苦労もありました。あとこの曲はFm7-B♭-Gm7-Cm7, Fm7-B♭-Bdim-Cm7をループさせてるんですが結構好きだなと作りながら思ってました笑

 

めちゃめちゃスイートなヴォーカル

 

葉ちゃんのヴォーカルはとにかくスイートです。スピードワゴン井戸田さんもびっくりの甘さです。すっごく滑らかなんですよね。自分でグルーヴを生むのも上手だし。女性ヴォーカルで中低音域が武器というと僕はクールな歌いっぷりを想像してしまいがちなんですが(最近だとiriとかね!)、彼女は下に広いのに甘いという稀有なケースなのかもと思います。

 

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また、ブリッジで演奏がピアノのみになるところで一切のヴォーカルエフェクトをなくしています。まるで隣で歌っているかのように聴かせたかったんです。彼女の声の良さが際立って聴こえていると嬉しいです。あと僕の声もどこかに入っているのでぜひ見つけてみてください。もっと勉強してトロピカルハウスはまたいつか書きたいですね。

 

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M1: Gouttes de Pluie ft. Sawako


brillia - Gouttes de Pluie ft. Sawako (Audio)

 

 

Gouttes de Pluie ft. Sawako (Lyrics by brillia, Philippe)

 

Le ciel devient noire

Dense et profonde noire

Je sens la même odeur qu’avant

 

Ça me rappelle le nos soirs

Je ressens le même sentiment qu’avant

 

Je n’ai pas de parapluie

La froideur n’a pas d’importance même si elle me frappe fort

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Elles reflètent notre passé

Il y a peu de douceur et d’amertume dans chacune d’elles

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Nuages dans la ciel

Dis-moi ce qui est réel

Nous ne pouvons pas voirs les étoiles, chéri

Nuages dans la ciel

Dis-moi ce qui est réel

Que verrons-nous après la pluie

 

Ça me rappelle le nos soirs

Je ressens le même sentiment qu’avant

 

Je n’ai pas de parapluie

La froideur n’a pas d’importance même si elle me frappe fort

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Elles reflètent notre passé

Il y a peu de douceur et d’amertume dans chacune d’elles

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

Je n’ai pas de parapluie

La froideur n’a pas d’importance même si elle me frappe fort

Je ne sais même pa si ce sont des larmes ou des gouttes de pluie

 

どうしてフランス語?

 

まずフランス語曲を打診した時に受けてくれたさわこと、作詞を添削してくれた中田教授(Philippe)に感謝ですね。僕は先にトラックを作ってメロディーを乗せ、その後に詞をつけることが殆どなんですが、この曲もそうでした。

 

"フランス語曲を作ろう”と思って始めたわけではなく、発音の輪郭がくっきりしているさわこのヴォーカルに合うようなトラックをとりあえず作成していた段階でなんとなく間奏に月の光(ドビュッシー)の冒頭のあの数小節をアクセント的に入れてみたらけっこういい感じだったんですね。このあたりでピンときたんですよ。

 

ドビュッシーがフランスの作曲家であること、さわこがフランス語で歌えそうなこと(仏検3級は持っていたし彼女が話せるドイツ語の発音に仏語のそれが若干近い、rとかね)、かくいう僕もフランス語を習っていたこと(とはいっても僕が持ってるのは5級、いや5級て、、)、この3つが揃った段階でもう仏語曲にすることを決めました。

 

タイトルを先にGouttes de Pluieに決定し(Clair de Luneに寄せてる)、どうやって韻を踏もうかと悩んだりしながらとりあえず完成させました。もちろん文法的に間違っているところ、反対に表現が固すぎるところがあるだろうなと思っていたので上述のPhilippeに添削をお願いしました。フランス語詞で歌ってほしいとさわこにお願いした時は

 

せめてドイツ語にしてくれへん?(殺気)

 

と冗談交じりに返されましたが結局は快諾してくれました。その後数回にわたりPhilippeと歌詞について打ち合わせをし、完成後にはありがたいことに歌詞の録音を送っていただきました。そんなこんなでなんとかレコーディングにこぎつけ、さわこと試行錯誤しながら録り終えました。

 

どうして1曲目にもってきた?

3つ理由があるんですがまずはフランス語曲が1曲目に収録されてるアルバムってあんまりないからですね(ぱっと思い浮かぶのはMondo GrossoのBorn Freeとかぐらい - Jour et nuit が1曲目)。僕みたいなビギナーが作品を配信する際に周りと同じことやってても面白くないし埋もれるので。次に、Rural Aestheticsは日本語曲と英語曲が同じぐらい入ってるんですが、1曲目をどちらかにしてしまうとアルバムの印象がそのどちらかに傾いてしまいそうだったからです。第2外国語の曲を最初に持ってくることでアルバムの言語イメージを薄めておきたかったんです。最後に3点目ですが、なんとなく♭多めのキーの曲を最初にしたい気分だったからです笑(Gouttes de PluieはD♭メジャーキー)。

 

ちなみに歌詞は、降りしきる黒い雨に昔の恋愛を思い出しながらも前に進もうとする女性を描いています。さわこの凛とした性格に重ねて書きました。少し逸れますが日英以外の言語で歌詞を書くことにはこれからも挑戦し続けたいです。それこそドイツ語とか、リトアニア語とか。その土地の音楽性も取り入れたりできたらなお楽しいかと思います。わくわくですね。

 

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