M11: Life Goes On ft. 真由

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Life Goes On ft. 真由 (Lyrics by brillia)

 

綿雪舞う道を駆けて

はしゃいだあの過去もそうさ

長靴残す足跡と

この部屋を繋ぐもの

 

途方に暮れて痛みを抱いて

そんな夜も僕は涙をこらえた

 

窓から眺めてた

行き交うモノクロの防寒着

何かに追われてく

生まれた意味など分からない東京

 

粉雪が空に沈めば

見果てぬ未来を想った

ブーツ残す足跡は

風に消されてく

 

叶わぬ恋に胸が震えた

そんな冬が今も忘れられなくて

 

都会の片隅で

四角い画面に尽くす今日を

否定はしないだろう

切ない気持ちをただしまった

 

淋しがる自分がどこか好きなんだろう

何光年待てば君に触れられるの

 

涙がこぼれてた

初めて出会えた時のように

季節は巡ってく生まれた意味など分からなくたって

ずっとずっとずっと続く道

Life goes on

 

Rural Aestheticsなのに東京?

 

お気づきの方もいると思いますがこの曲の歌詞には"東京"が出てきます。田舎が一貫したテーマじゃなかったのかよ、って感じですよね。この曲は上京後を描いています。だからこのアルバムで歌モノの中では最後に持ってきました。まだ見ぬ社会人生活におびえてるわけですね笑。なのでかなり否定的というか東京に対して冷たいイメージで歌詞を書きました。実はこれを書いているのは3/31なので明日からほんとに社会人生活なんです。某激ベンチャーなのでかなり忙しく、意識的に時間つくらないと音楽は続けられないのでがんばって工夫します。もう2nd ALも制作始めてるしね。

 

あとヴォーカルの真由の声がめちゃめちゃまっすぐですよね。声の真っすぐさと鍵盤を基調としたバラードをアルバムの最後に置いてるっていう点で今Kacey MusgravesのRainbow思い出しました。グラミーおめでとう!!話を戻すと、アカペラ部の中で彼女のコーラスとっても綺麗なのでこの曲も大サビに進むにつれコーラス多めの構成にしています。加えてTrack4のTwilightと同様、この曲もかなり邦楽の要素が強めです。それは彼女が普段聴く音楽が邦楽メインだということを事前に知っていたので邦楽が合うという予測のもとです。普段から親交のある人たちがvocalっていうとこの強みですよね。その人の音楽性がそこそこわかってるっていう。初めて会う歌い手さんに頼むタイプのソングライティングではなかなかできないできない部分です。

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超マニアックな間奏の聴き方

 

上に書いてある通りこの曲は上京後を描いた曲です。上京者が東京に来てもっとも戸惑うのは何でしょう??それは満員電車です(俺調べ)。地元では電車に座れないなんてことはまずないし、そもそも電車なんて1時間に1本しかないし。就活中何度も東京で電車に乗りましたがほんとに圧迫される。キャリーにぎりぎりまで荷物詰め込んでる感じ。旅行のときいつも酷使してごめん!!

 

で、この曲の間奏はエレピのアルペジオだけ鳴ってて隙間だらけです。この隙間はあえて作ったもので、この曲は電車で聴いててほしいんです!!間奏で音が一気に小さくなったタイミングで電車の揺れる音がイヤホン外から聴こえてくると思うんですが。そこも含めてこの曲なんです。ほんとはそれっぽい音を入れて埋めようとも思ったんですがみなさん自身で電車に乗るときに聴いていただいてこの曲を完成させてもらいたい!と思って、あえてスカスカな感じにしてます。なのでもし田舎から東京に行く方がいればぜひ試してみてください(?)。Dawn Riverのときも書きましたがこのアルバムはわりと自分で聴くために作ったって側面が大きくて、この曲も通勤時にいっぱい聴こうと思ってます笑。トウキョウコワイ。。

 

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